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2023.12.02 全学科
商学部「地域とスポーツビジネス」でプロサッカーチームロアッソ熊本関係者がゲスト講義

 11月20日(月)、商学部の「地域とスポーツビジネス」(担当:池上恭子教授、角田幸太郎非常勤講師)で、プロサッカークラブ「ロアッソ熊本」を運営する株式会社アスリートクラブ熊本営業部の山内慧氏と、ホームタウン推進部の古賀亮部長がゲスト講義を行い、2年生を中心に40名の学生が受講しました。本講義はプロスポーツクラブの運営を通してマーケティングやマネジメントを学び、地域の活性化を考えることを目的に開講され、クラブが抱える課題の解決策を提案する課題解決型学習として展開されます。
 山内氏は「ロアッソ熊本とその活動について」と題し、クラブの概要やチーム理念、マネジメント体制を説明。チームのスタイルを「ポテンシャルのある若手選手を発掘・獲得し、成長させる、育てながら勝つクラブ」とし、選手の育成に力を入れていると語りました。また、クラブのビジョンとして、「日本一地域に根ざしたクラブ」になることを掲げており、「地域に愛されるクラブとなるために、災害復興支援事業やふれあい交流会など、ホームタウンの人々と心を通わせる『ホームタウン活動』も積極的に行っている」と述べ、このホームタウン活動の一つにJリーグを使った社会貢献活動である「シャレン!」※があると紹介しました。
 古賀氏は、ロアッソ熊本が行うホームタウン活動の具体的な取り組みについて説明し、ロアッソ熊本が持つ県民にとっての無形文化遺産としての役割を解説。「情報を発信する力や地域をつなげる力などをいかして、地域が抱える課題を解決していくことが私たちの使命。地域課題の専門家ではないからこそ気づく視点があり、地域の未来の大きな絵を描ける」と語りました。一方で熊本の名前を使わせてもらっていることやホーム試合開催時の渋滞による近隣への影響など、地域の理解があって活動できていることについて述べ、「地域の持続可能性なしにクラブは持続できない。地域とクラブは価値共創のパートナーとしてともに歩んでいく必要がある」と結びました。
 今後、学生たちはロアッソ熊本から出された課題「自分自身が気になる、取り組んでみたいと思えるような社会課題や共通のテーマについて考えてみよう。その社会課題や共通テーマをピックアップした理由は?」についてグループごとに検討を重ね、来年1月のプレゼンテーションに向けて準備を進めていきます。

※※「シャレン!」…社会課題や共通のテーマに、地域の人・企業や団体・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して取り組む活動で、地域社会の持続可能性の確保やステークホルダー(利害関係者)の価値の再発見といった効果を生み出すもの。活動を通して、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献している。