学科DATA 学生数:348名
(男子:9%/女子:91%)
教員数:8名
さまざまな産業でホスピタリティ精神は重要視されており、そこで求められる専門的な知識や
スキルを身につけ、それらをもとに組織を管理・運営する能力を修得します。
教養を基礎にホスピタリティを総合的に学び、産業界の専門知識をより深めていきます。観光・商業の発展がめざましい熊本を中心に体験型の授業も多く、即戦力として役立つスキルを修得。「学んだことが社会的にどういかされるか」を理解し、新たな自身の可能性に気づくことができます。
本学科の最大の特長は、3カ月に及ぶ長期インターンシップ(就業体験)です。仕事を覚えて人間関係を形成するのに必要な期間は3カ月と言われており、ホテル、エアライン、旅行、ブライダル、医療事務の現場などで実践力を身につけます。自身の適性と活躍の場を見い出す絶好の機会です。
「TGC(東京ガールズコレクション)熊本 2019」や「くまもと復興映画祭2021」において、熊本の飲食店と共同開発したフィンガーフードを出演者に提供するなど、地域や企業と連携した「アクティブ・ラーニング」を積極的に採用。自らの経験を重視し、ホスピタリティを体系的に学修できるしくみを備えています。
2019年4月20日に熊本で初開催された「TGC 熊本 2019」。
そのバックヤードで出演モデルたちに提供するフィンガーフードを、熊本の人気飲食店とホスピタリティ・マネジメント学科の学生がコラボして開発しました。熊本市やJAとの連携のもと、地元の食材をふんだんに使った彩り豊かなメニューが好評を得ました。
少人数のゼミ形式で、ホスピタリティの基本的な考え方を学んでいきます。合同ゼミによる学外研修の発表会などを通して、人間関係構築の場にもなります。
知識だけでなく実践力をつけることを⽬標とし、ロールプレイングを取り入れながら受付や電話での対応、名刺交換といったビジネスの現場で求められるスキルの習得をめざします。
人口減や超高齢化社会によりさまざまな分野で人工知能(AI)やロボットの活用が見込まれています。これらを使いこなす専門知識に「優れた人間力」を兼ね備えることで、人間の能力を総合的に向上させることを学びます。
※ 画像はイメージです。
航空業界への就職に向けて、航空業界の現役・元客室乗務員たちをゲスト講師に迎え、面接時の身だしなみ・マナー・立ち居振る舞いなどの重要性を体験的に学びます。
結婚式場関係者から婚礼の歴史や今後のブライダル業界の動きなどを「婚礼ビジネス」と関連付けて学びます。接客業全般に関わる飲食・装花などさまざまな分野の知識を修得します。
社会的実践力を身につける「長期インターンシップ」では、企業研究やマナー研修など「事前学習」を充分に行ったうえで研修先を決め、3ヶ月間の職場体験に臨みます。長期間、現場に身を置くことで、働く人のプロ意識やリアルな職場の現実を知ることができます。
グローバル化・人生100年時代を迎え、働き方改革が進む日本社会のなかで、人生を有意義にしていくために必要となる自律的なキャリアデザインを実践的に学んでいきます。
医療事務の仕事内容、医療を巡る問題、現場で求められる人物像など、医療事務職や医療マネジメントに必要な能力や技術を理解し、専門的な知識を身につけます。
伊津野ゼミでは興味のある職業やトピックについて考察を深めると同時に、グループワークを行い研究成果を発表するので、分析力とプレゼン力が身につきます。私のグループでは「地域スポーツにおけるコロナ・震災後の地域貢献」や「Go To アパレル」の企画を考え、発表しました。表現すること、伝えることの大切さを学んでいます。仲間とアイデアを出し合い、社会に与える効果について考え、まとめあげる過程で先生が的確なアドバイスをくださるのでとても勉強になっています。
私のゼミではプレゼン力や人前で話す度胸を養うために、毎回全員に発表の場を設けています。研究内容は九州産業大学や明治大学といった他大学との合同ゼミを開催し、大学間での学生発表も行います。新型コロナ収束後は、人の移動が活発化することが予想され、さらに人と人との繋がりや関わり方が重視されるようになるでしょう。本学科で学ぶホスピタリティ精神をもとに、社会に貢献できる人材になってもらえればと思います。
ゼミテーマ | |
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伊津野ゼミ | 交通とホスピタリティ |
土井ゼミ | 日本の生活や文化とホスピタリティのつながり |
萩原ゼミ | 文化とホスピタリティ |
波積ゼミ | フードビジネスにおけるホスピタリティ〜マーケティング・リサーチの実践〜 |
林 ゼミ | ホスピタリティ産業の研究 |
石貫ゼミ | 言語コミュニケーションとホスピタリティ |
徳永ゼミ | ビジネスパーソンのキャリア研究 |
嶋田ゼミ | キャリア・職業教育の探求とフィールドワーク(SDGs・ESD)の実践 |
※ 年度により変更になる場合があります。
海外に興味があり進学した私にとって、「アジア文化とホスピタリティ」で学んだ、国や地域によって異なる“おもてなし=ホスピタリティ”事情はとても興味深いものでした。「ホスピタリティ心理学」では、対人関係に焦点をあて、その感情はなぜ生まれるのかを掘り下げます。表面的ではない相手の気持ちを考えることの大切さを学ぶことで、自分を見つめ直す機会にもなりました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1 | リスク マネジメント |
地域とメディア | 接客英会話 | ||
2 | ホスピタリティと 経営戦略 |
ホスピタリティ 心理学 |
地理学Ⅰ | ||
3 | アジア文化と ホスピタリティ |
TOEIC対策Ⅱ | ビジネス 実務演習Ⅰ |
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4 | 比較文化論Ⅰ | ブライダル・ マネジメント |
コンピュータ論 基礎 |
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5 |
接客業に役立つ知識や技術を幅広く学ぶことができる本学科に進学。航空会社での3カ月間のインターンシップでは、熊本空港の窓口サービスなど、さまざまな実務を経験し、目標を持つことの大切さ、達成することの喜びを感じました。日ごろの学びへのモチベーションも高まり、その後、秘書技能検定やサービス接遇検定の2級を取得。就職先は、大好きな美容に関わりながら、お客様の要望に応える美容部員職に魅力を感じて決めました。大学で学んだことをいかし、まずは、お客様との「共感」を大切にした美容部員になること、私からの購入体験が楽しいと思ってくださる方を一人でも多く増やすことが、今後の目標です。