学科DATA 学生数:947名
(男子:69%/女子:31%)
教員数:23名

商学科の学び

商学部で学ぶマーケティングは、あらゆる業種で求められる能力です。
また、簿記や情報処理などの実務能力、さらに組織やチームの成果を上げるためのマネジメント思考を学ぶことで、 民間企業、国や自治体など幅広いフィールドで活躍できる人材を育てます。

商学科

マーケティングの知識と実務能力を身につけ
幅広い領域で活躍するビジネスパーソンへ。

学びのキーワード

ビジネスに直結するいかせる知識

ビジネスに直結する知識を習得

組織におけるヒト・モノ・カネ・情報の活用を知る「流通・マーケティング」、「金融」、「経営管理」、「簿記会計」とそれらに関連する「民法・商法」、そして「情報処理」を体系的に学びます。
私たちの生活に身近な消費から企業経営、金融、流通など幅広い知識を身につけ、社会に貢献する人材を育成します。

顧客・市場視点を育む演習・フィールドワークが充実

顧客・市場視点を育む
演習・フィールドワークが充実

企業や自治体と連携して取り組む、多くの「プロジェクト型演習」があります。地域と直結した学び「くまもと未来創造科目」をはじめ、フィールドワーク(市場調査)をもとに行う商品開発や、集客力を高める企画などの実践の機会も豊富。ビジネスに必要な「売れるしくみ」を考える力が身につきます。

起業や事業承継のニーズに対応会計専門職への道も

起業や事業承継のニーズに対応会計専門職への道も

「将来の夢は独立して起業」「親の事業を承継する」という人に対応するため、マネジメント力を磨く多様な学びを用意。企業経営者から直接話を聞く機会もあり、組織統括力やビジネスセンスを養います。また、公認会計士・税理士といった会計のプロをめざす「会計専門職コース」もあります。

商学科の学び

2年次で商学専攻と経営学専攻のどちらかを選びます

1年次で商学・経営学の基礎を学びながら、専攻をじっくり考え選ぶことができます。専攻を念頭に学修するため、早い段階から学びに対する興味・関心に気づきやすくなるのもメリットの一つです。

商学科の学び

地域に直結した学び「くまもと未来創造科目」

地域の企業が抱える課題の解決や、業績向上につながる新製品・サービスの開発などを「商学」の視点から考えるカリキュラムが2019年度よりスタート。地元企業やプロスポーツチームによるゲスト講義や、フィールドワーク・課題解決型学習(PBL)でビジネスに直結した学びが得られます。

プロサッカーチームの課題に学生が挑む。公式戦でイベントを企画・実践

栗原 幸海

栗原 幸海 商学科3年

熊本県/松橋高等学校出身

「地域とスポーツビジネス」では、ロアッソ熊本の試合でスタジアムを満員にする企画を実践。クラブチームから提示された「若年層の観客動員」という課題に対し、学生自らが課題の分析、イベントの企画・運営までを経験しました。グループに分かれて課題に取り組むので、意見交換や進捗管理が重要で、表現力やコミュニケーション能力、企画力が身につきました。想定とは違うことが起こった場合の対応力も向上し、仲間と助け合う大切さもあらためて感じました。


  • 地域とスポーツビジネス

    熊本を本拠地に活動するサッカーやバスケットボールのクラブチーム。地元の応援を受け活躍が期待されていますが、地方のクラブチームは運営に関する課題を多く抱えています。その課題を解決し、チームの発展とともに地域の活性化を考えます。

    主な内容
    • スポーツビジネスと地方創生の関わりを知る
    • プロスポーツチームによるゲスト講義でマーケティングや決算書の読み方を学ぶ
    • 試合観戦やボランティアで現場調査
    • チームの課題解決を考えるワークショップ、プレゼンの実施
  • 地域とフードビジネス

    熊本は気候風土に恵まれ、農産物が豊かです。ブランド化や加工品の製造、体験型の販売や観光などと結びつけた6次化の取り組みも盛んです。また、海外に展開している外食産業やメーカーもあります。熊本の「食」を商学の視点から考えます。

    主な内容
    • 食を対象としたマーケティング・マネジメントを学ぶ
    • 熊本におけるフードビジネスの強みを分析・検証する
    • 熊本の農水産物の価値をいかしたブランド化戦略を知る
    • フードビジネスを展開する企業によるゲスト講義で、経営戦略や新規事業について学ぶ
  • 地域と金融

    地域経済において、金融機関は大きな役割を果たしています。金融機関が地域に密着してどのような活動を行なっているか、新しいICTをどのように活用しているか、どのような社会貢献活動をしているかなど、多様な活動について学びます。

    主な内容
    • 九州、熊本の経済や地域金融機関の特徴を知る
    • 地域経済における公的金融機関・地域金融機関の役割と課題を学ぶ
    • 米国や中国のローン市場、キャッシュレス化を知り日本と比較する
    • 金融機関やカード会社によるゲスト講義で新規ビジネスや将来性について学ぶ
  • 地域と流通

    百貨店やファッションビル、ブティックやカフェなど、購買意欲を高めるショーウィンドウは、都市を形づくる魅力のひとつです。地域における流通の現状と役割、まちづくり、魅力づけと流通など、地域で活躍する企業や商店街とともに考えます。

    主な内容
    • 全国同一の業態をとる企業、地域特化型の企業との違いを学ぶ
    • 百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなど、多業種の流通業態の特性を理解する
    • 熊本の小売業界から実務者を招き、地域に根ざした小売と最新事情を学ぶ
    • 熊本から全国展開する企業等のゲスト講義で地域貢献・人材育成などについて学ぶ

ものづくり経営学

日本の製造企業が抱える課題、企業組織のマネジメント、経営戦略、技術開発などを幅広い視点から学びます。熊本県工業連合会加盟企業によるゲスト講義もあり、製造企業の生の声を聞くことができます。

事業承継論

税法や会社法など法律やさまざまな制度の改正や最新事情を学び、地域経済の活性化との関わりを考えます。実際に会社を後継した経営者から体験事例を聞き、事例研究を行います。

中小企業とICT

ICT(情報通信技術)の進歩と利用拡大によって変わるビジネス形態の最新事情を学び、中小企業におけるICT活用に関する現状と課題、今後の展望について考えます。さらに、大学で修得すべきICTの能力について学びます。

資格取得等

商業の教員免許取得が可能。ファイナンシャル・プランナーなど金融系の資格取得も奨励。

取得できる免許・資格

  • 高等学校教諭一種免許状(商業)
  • 司書
  • 司書教諭

取得や受験を支援している資格・検定

  • 公認会計士
  • 税理士
  • 簿記検定
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定
  • 日本語検定

就職実績 (過去3カ年の実績より抜粋)

  • (株)りそな銀行
  • (株)肥後銀行
  • (株)熊本銀行
  • (株)大分銀行
  • 熊本第一信用金庫
  • 鹿児島相互信用金庫
  • (株)九州しんきんカード
  • 篠原三子雄税理士事務所
  • (株)近畿日本ツーリスト商事
  • 熊本県警察
  • 大阪府警察
  • 熊本市(消防職)
  • (株)古荘本店
  • (株)ファミリーマート
  • 熊本トヨタ自動車(株)
  • (株)九州ケーズデンキ
  • 日本郵便(株)(日本郵政グループ)
  • (株)丸和運輸機関
  • 積水ハウス(株)
  • 新産住拓(株)
  • 日本食品(株)
  • (株)ヤマックス
  • 伊藤ハム米久ホールディングス(株)
  • 金剛(株)
  • (株)地域経済センター
  • 熊日都市圏販売(株)
  • 熊本赤十字病院
  • (独)国立病院機構九州グループ
  • 社会保険診療報酬支払基金
  • 宮崎県農業協同組合中央会

学びの流れ

一年次 入門科目と基礎演習で、各分野の基礎を学ぶ。

  • 入門7科目

    入門7科目

    商学科独自の入門科目で、流通、金融、経営、簿記、会計、情報処理の基本を修得します。興味・関心から自分にあった学びが見つかるので、2年次からの専攻の選択に役立ちます。

  • 基礎演習

    基礎演習

    大学での学びに必要な能力を身につけるための、基礎的トレーニングを行う演習(ゼミ)です。グループワークや体験学習を通し、自分で課題を発見して解決に取り組む「アクティブ・ラーニング」を取り入れています。

2年次 商学専攻は流通・金融・会計、経営学専攻は
経営・情報・会計を軸に主専攻がスタート。

  • くまもと未来創造科目

    流通システム論Ⅰ・Ⅱ

    メーカーと小売業、卸売業の関係や、インターネットを使った商品の流通など、多様な流通形態について解説。需要の創造に必要な視点を、ブランド化や流通戦略の実例とともに学びます。

  • くまもと未来創造科目

    経営組織論Ⅰ・Ⅱ

    古今のさまざまな組織の具体的な事例をもとに、人々の協働における課題や困難、組織で働く個人の問題に焦点をあて、組織のあり方や働くうえで必要な思考力を養います。

  • マーケティング論

    財務会計論

    簿記処理の背景にある理論的な側面や、複式簿記を基礎とする会計制度の役割を学びます。「企業会計」を取り上げた新聞記事などを教材として活用し、財務諸表の社会的役割や作成原理などを解説します。

  • 人工知能特講

    コンピュータ論発展

    技術進歩により性能が向上し、活用の幅が広がり続けるコンピュータ。基礎理論をはじめ、「データベース」「ネットワーク」「情報セキュリティ」などの技術的な要素について学びます。

  • マーケティング論Ⅰ・Ⅱ

    マーケティング論Ⅰ・Ⅱ

    情報化・グローバル化など社会経済の環境が変化するなかで変わり続けるマーケティングの意義。その基礎的な概念から消費者との関係まで、現代的な問題と関連づけながら学びます。

3・4年次応用演習(ゼミ)や卒論などを通して、
各分野の知識とスキルを深めていく。

  • 中小企業論Ⅰ・Ⅱ

    交通論概説

    外国人観光客の増加などで重要性が高まる交通分野について、理論をベースに歴史的な流れや産業構造、サービス、環境への対応などを学びます。企業活動の視点からも考えることで、幅広い知識の修得をめざします。

  • 労務管理論Ⅰ・Ⅱ

    銀行論Ⅰ・Ⅱ

    金融の時事問題を理解し、それらを歴史や理論と関連付けて考察できる力を養います。金融機関からゲスト講師を招くほか、スマートフォンの検索機能や新聞などを活用した対話型の授業を通して理解を深めます。

  • 中小企業論Ⅰ・Ⅱ

    中小企業論Ⅰ・Ⅱ

    中小企業に関する学術的・政策的・歴史的な議論を紐解きながら、現代における中小企業を体系的・総合的に理解します。現役の中小企業経営者によるゲスト講義なども取り入れています。

吉川ゼミ

ゼミ現役生×教員 〜商学科の学びとは?〜

生きた数字を分析する楽しさ。企業の経営状況が見えてくる

商学科3年渡邉 竜成熊本県/ルーテル学院高等学校出身

税理士の資格取得をめざし、会計を集中して学べる「会計専門職コース」がある本学科へ。1・2年次で得た簿記の知識をベースに、ゼミではさまざまな企業の財務諸表分析を行っています。企業の“生きた数字”から経営状況や課題が見えてくるのが楽しいです。また、分析結果をプレゼンテーションで報告するため要点をまとめる力がつきます。先生は些細な質問にも丁寧に答えてくださるので心強いです。

現代社会を生き抜く
情報リテラシーを自分のものに

商学科小笠原 亨 講師

経営管理の意思決定に利用される「管理会計」を教えています。学生たちは、企業の財務情報と、有価証券報告書・決算説明会資料などから得られるビジネスにまつわる情報を関連づけ、企業の財務諸表を立体的(多角的)に読み解く訓練をします。実存する企業の分析を通して調査の手法を学び、現代社会を生き抜くために必要な情報リテラシーを身につけてほしいと思っています。

カリキュラム

(2020年度入学生適用)

※ このほか、放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。

商学専攻

ゼミテーマ
伊津野ゼミ 交通産業の成長戦略
酒巻ゼミ 財務諸表を用いた企業分析
林ゼミ 生活リスクと保険商品の研究
安田ゼミ 情報化時代における金融情報の有効的な活用
吉川ゼミ 日本独自の流通とマーケティング
出家ゼミ 現代流通・商業の理論と仕組み
北島ゼミ 模擬投資を通じて学ぶ証券市場分析
吉永ゼミ 財務諸表の分析による企業活動へのアプローチ

※ 年度により変更になる場合があります。

経営学専攻

ゼミテーマ
池上ゼミ 決算書で読み解く企業経営
今村ゼミ 現代日本の労務管理:雇われて働くということ
城戸ゼミ 会社法の考え方の理解
喬ゼミ 企業経営の組織と戦略
堤ゼミ マルチメディアプログラミングとコンピューター活用
得重ゼミ ソフトウェア開発
小谷ゼミ 企業分析と株式投資
松尾ゼミ 実際の企業事例から学ぶ組織マネジメントの実践と理論
小笠原ゼミ 財務諸表分析を通じた企業経営の理解
川野ゼミ 日本の企業経営史

※ 年度により変更になる場合があります。

現役生Voice

学びたい分野についての講義が充実。夢に向けて後押ししてくれます

学びたい分野についての講義が充実。
夢に向けて後押ししてくれます

吉住 未来商学科3年
熊本県/第二高等学校出身

県内企業と連携した「くまもと未来創造科目」が充実しています。なかでも「地域とフードビジネス」は、身近な食について、第一線の企業の方からグローバル展開やブランド化に関する取り組みなどについて話を聞くことができます。将来は、商業施設でのマネジメント職を志望しているので、どんな知識や能力を磨いていけばよいのかが分かり、大変有意義です。

吉住さんの2年次 秋学期授業時間割
1 流通システム論Ⅱ 地域と
フードビジネス
商業論Ⅱ
2 マーケティング論Ⅱ 倫理学Ⅱ
3 発展演習 金融論Ⅱ
4 工業簿記Ⅱ
5 企業論Ⅱ

卒業生Message

経営者の人生・ビジョンを通しての学びが就職活動の軸を固めていった

経営者の人生・ビジョンを通しての学びが
就職活動の軸を固めていった

就職先:株式会社りそな銀行

西川 彩華 商学科(2020年3月卒業)福岡県/三池高等学校出身

「簿記を学べば将来役に立つだろう」と考え、会計の科目が充実している本学科へ進学しました。流通論やゼミはもちろんですが、幸田学長の講義でもある経営史で得た学びが、多くの講義のなかでも一番心に残っています。講義では、ブリヂストンの創業者の人生を通し、経営者の人生や従業員への教え、会社のビジョン、「世のため、人のために仕事をする」という考えを知ることができました。これが、後々の就職活動においての軸になりました。これからは、お客様や同僚から「西川さんだから安心して任せられるよ」と言われるような社会人をめざし、勉学に励みスキルアップに努めていきます。