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2017.07.17
商学部再編記念講演会を開催しました

 2018年4月に予定している商学部再編を記念した講演会を7月14日(金)、本学高橋守雄記念ホールで開催し、熊本県教育委員会や県下高校の教育関係者、一般、本学学生・教職員など約170名の参加がありました。

 商学部は、現在の商学科、経営学科、ホスピタリティ・マネジメント学科の3学科体制を2018年に商学科(商学専攻・経営学専攻)※とホスピタリティ・マネジメント学科の2学科体制に再編します(※文部科学省収容定員変更届出済)。既存の経営学科の教育課程を商学科に発展的に継承し、商学と経営学の両者を幅広く学べるようカリキュラムを刷新します。再編に関する詳細は こちら をご覧ください。

 開会に先立ち、幸田亮一学長は「75周年を迎える本学は、創立より地域の要請に応え、時代に必要な人材を育成してきました。歴史ある商学部の再編にあたり、多数の高校の先生方をはじめ、ご参加いただいた皆さまに感謝いたします」と挨拶。続いて池上恭子商学部長が、「少子高齢化、グローバル化、ICT化、AIの発展など、ビジネスにおける環境も日々進化している。このような時代の動きに対応するため、学部を再編し、これまでの伝統的な学びに加えて『地域』と『情報』を軸に新しい学びを取り入れます」と学部再編の趣旨と今後の展望について説明しました。

 文部科学大臣補佐官の鈴木寛氏による「次世代に求められる人材と教育改革」をテーマとした記念講演では、知識や技能を重視してきた20世紀型の教育を振り返り、今後、激動の時代を生き抜くために必要な能力や人材育成について語られました。鈴木氏は、「これからは経済や地球環境をはじめ、想定外のことが続出する時代。2040年代半ばにはAI(Artificial Intelligence:人口知能)が人間の知能を上回ると言われており、AIが解けない仕事をできる人が生き抜くことができる。だからこそ、知性だけでなく感性や個性が重要となり、問題解決にとどまらず問題発見や問題意識、問題設定ができる人材が求められる」と話しました。そのうえで、「アクティブ・ラーニングなど主体的で対話的な深い学びができる環境づくりがますます必要。これからの入試は、問題を『解く』のではなく『作る』力を問うべきではないか」と、入試制度を含めた今後の教育改革の重要性や高大接続改革の発展性について言及。日本各地の先駆的な事例などを交えつつ、「まだまだ大学にできることはたくさんある。熊本学園大学も商学部の再編を機に、ぜひ新たな『熊本モデル』を開拓してほしい」と締めくくりました。会場では時に大きく頷きながら、熱心に聞き入る参加者の姿が見られました。