ニュース

2017.02.01
地震に負けない!災害時に役立つスマホ講座が開催されました

 1月21日(土)、商学部経営学科・堤豊ゼミの学生が、地域の方々を対象とした『災害時に役立つスマホ講座』を本学14号館1階で開催し、高齢者など約30名の参加がありました。講師を務めたのは、熊本県警察本部サイバー犯罪対策課から「サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けて活動する2年から4年のゼミ生約40名。シニア層を対象としたスマートフォン講座は2015年から毎年開催しており、今年で3回目となります。

 講座では、災害時にスマートフォンを使って家族と素早く連絡を取るための方法やその事例、防災アプリケーションを紹介したのち、メッセージアプリ『LINE(ライン)』の安全な設定や基本操作の説明などの個別相談をマンツーマンで行いました。

 堤ゼミでは、プログラミングについて学ぶ傍ら、日ごろよりインターネット上の違法・有害情報を通報する「サイバーパトロール活動」や、小・中・高校の児童や生徒を対象としたネット犯罪被害防止のための講話活動などを行っています。平成28年熊本地震で「動物園からライオンが逃げた」、「大型商業施設で火災が起きている」などといった誤った情報がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で拡散する事態が発生した際には、このようなデマ情報を探し出して通報するなど精力的に活動。その経験をいかそうと今回の講座を企画しました。

 熊本市に住む60代の男性は、「熊本地震の際に避難所で出会ったボランティアの学生が、SNSで支援物資などの情報を瞬時に得て行動する様子に感動し、もっと便利な使い方を知りたいと思い参加しました。スマートフォンの基本操作やLINEの設定についても、学生が手とり足取り教えてくれて分かりやすかった。一人暮らしなので、災害時は特に地域の情報を知ることが大切。こういった機会があれば気兼ねなく質問できるので、活用の幅が広がり大変助かります」と話しました。

 講師を務めた紙漉奨さん(4年)は、「個別相談で疑問が解消した方から『ありがとう』の言葉をたくさんいただきました。今後は3年生が中心となって、さらに活動を発展させてほしいです」と語りました。

 なお、当日は熊本県警察本部サイバー犯罪対策課によるサイバー犯罪に関する質問コーナーも設けられ、相談する参加者の姿も見られました。また、大分県から、大分県警察と協力し学生防犯ボランティア「おおいたパトロックス」として活動する大学生・専門学校生7名が視察に訪れ、講座の様子や震災後の学園の取り組みを見学。講座終了後には、今後の活動にいかそうと本学の学生と意見交換を行いました。