ニュース

2016.03.24 商学科
内牧温泉街の活性化プラン発表会に商学部・吉川ゼミが参加

 3月24日(木)、阿蘇市内牧で「大学生による内牧温泉街活性化プラン発表会」が開かれ、商学部商学科・吉川勝広准教授(専門 流通システム論)のゼミが参加しました。

 これは、学生の目線で内牧温泉街の活性化プランを企画してもらうことをきっかけに、地域の現状を理解し、課題解決の糸口とすることを目的として阿蘇青年会議所が実施したもの。
 阿蘇青年会議所が、商品開発やテーマパークの活性化事業などに取り組んできた吉川ゼミに参加を要請し、内牧温泉街繁栄会の協力を得て実現しました。

 温泉街に到着した吉川ゼミの一行は、まちを歩きながら、温泉街の歴史、文化背景などについて説明を受けました。その後、阿蘇青年会議所の役員が加わった小グループに分かれて各店舗や観光スポット、飲食店などを巡り、各所で店員や現地の方々の声を聞きながら、活性化プラン作成のための調査を行いました。

 50年続く菓子店を営む「菓匠 久幸堂」の青木幸治さんは、看板商品の「ゆず萌え」を紹介。「この小さなお菓子に、たくさんの人の想いと協力がつまっている。今は、その土地でしか買えないもの、本当においしいものだけが求められる時代だと感じる」と話しました。商品に込められた生産者の想いに触れ、学生たちは熱心に聞き取りを行っていました。

 調査後は、青年会議所メンバーからアドバイスを受けながら活性化プランを作成。約2時間半の時間内にプランを練り上げ、発表会に臨みました。発表会会場には、内牧温泉街繁栄会に加盟する各店の関係者や地元住民が集まりました。

 発表者は、プランのポイントや調査の際に撮影した写真をスクリーンに写しながら活性化策を提案。温泉を活用したお土産品の開発、街歩きを効率よく楽しむためのアプリ開発、Wi-Fi環境の整備、観光客が集中する飲食店の待ち時間を有効に活用する提案など、内牧温泉の良さを活かし、課題を振興につなげる方策をさまざまな視点から提案しました。

 阿蘇青年会議所理事長の井龍次さんは「短時間の調査にも関らず、問題点の指摘にとどまらず改善点まで示してもらえた。地域に埋もれた魅力は、内牧に限らずどの地域にもある。こうした若者ならではの視点をいかした取り組みで、今後も連携していきたい」と話しました。